当帰 漢方生薬について
当帰は、女性の健康と美容にはなくてはならない生薬といわれ、「婦宝当帰膠」「当帰芍薬散」「四物湯」などの主薬として使用されています。
セリ科の植物の根で強い芳香があり、味は甘く、辛く、」からだを温める「温」の性質を持っています。中国では昔から当帰を「美容」の秘薬として扱ってきました。現在でも中国南方の女性は「当帰」のシロップを服用する習慣があります。
中国漢方では、女性の一生は「血」と切っても切れない関係があると考えています。
中国漢方で「血」は、人の生命活動を維持する基本物質のひとつで、
顔色が良くつややかで
皮膚がふくよかで潤い
毛髪に艶や光沢がある
目がものを見る
筋肉に栄養を送り動く
などが「血」の働きとされています。
女性は毎月の生理で血液を失いますが、妊娠、出産、授乳には十分な「血」が必要です。ですから女性は常に十分な「血」を補うことが大切です。
「血」の不足、「血」の汚れ、ドロドロした「血」は女性を悩ます月経不順、無月経、貧血などの原因となります。「血」の足りない状態を「血虚」といいますが、「当帰」は足りない「血」を補う「補血(ホケツ)」の漢方の代表的な生薬です。
「補血」の漢方は、「血」をふやすことで生理痛、無月経、月経不順、シミ、目の下のクマを解消します。
