子宮内膜症 不妊と漢方
不妊の原因ー子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫
不妊の原因として、子宮内膜症によるものが多く見受けられ激しい生理痛、腰痛、排便通、性交痛、月経位階での下腹痛などのつらい症状以外に不妊の大きな原因で、女性の10%程度がかかっているといわれています。
また子宮内膜症は、簡易検査ではわかりにくく、安易な排卵誘発剤や黄体ホルモンなどのホルモン剤使用で、悪化、複雑化させるケースも多いので腹腔鏡やMRI(磁気共鳴画像診断装置)などの検査が必要とされています。
西洋医学的に、子宮内膜症は働きのある子宮内膜が、正常の位置である子宮腔の内面以外の場所に広がりしかも増え続けている場合を子宮内膜症と言います。
子宮外に発生する場合、子宮内膜症といいますが、子宮内(子宮内の筋層)で増殖するものは子宮腺筋症と行っています。
子宮筋腫は婦人科疾患のなかでも、多く見受けられる疾患です。
子宮の筋肉にできる良性の腫瘍で、30代ー40代でもっとも多くみられ、小さなものまで含めると40代の4人に1人は子宮筋腫があるといわれています。
検診などの機会がないと気がつかないことが多く、潜在的な患者さんを含めるとかなりの数の人が子宮筋腫を持っていると考えられます。
筋腫そのものが悪化して命に関わることはないといわれていますが、できる場所や大きさによって、つらい症状や不妊症に悩まされることが有ります。
できる場所によっては3つのタイプにわけられます。
筋層内筋腫
子宮の筋肉内に増殖する筋腫で子宮筋腫の80%がこのタイプと言われています。
月経量が多く出血期間も延長傾向です。
漿膜下筋腫
子宮の外側を覆う小膜芳香に増殖します。
かなり大きくなっても症状がでにくいのが特徴です。
粘膜下筋腫
子宮の内側に向かって増殖する筋腫で、ときに不正出血があり
ダラダラと止まらないことも有ります。
子宮筋腫は必ずしもすべて、治療が必要なわけではありませんが
筋腫の位置や大きさによっては不妊の原因になったり腹痛、発熱
を引き起こします。
気になる症状があれば、早めに受診しましょう。
中国漢方では、子宮筋腫は血液のめぐりが悪いことによって引き起こされると考えています。
基礎体温で周期を整えながら「活血化オ」の作用がある「冠元顆粒」や「桂枝 丸」などの薬剤を用いて対応します。
一般の周期療法では、「活血」のおくすりは月経期だけに使うのですが子宮筋腫がある場合はどの時期にも血行を改善する必要が有ります。
血行が悪くなった原因のストレスや体内の余分な水分などの根本原因を取り除くことが出来れば、筋腫の悪化を遅らせたり、縮小させる可能性もあります。
無理に排卵を抑えたり、月経を止めることなく、「活血」により排卵をスムーズにします。
活血化オ(カツケツカオ)消腫散血(しょうしゅさんけつ=塊やシコリを取る)薬の「冠元顆粒」や「血府逐オ丸」または「弓帰調血飲第一加減」などを肺らン2−3日前から集中的に処方します。
異常内膜組織を中国漢方では「オ血チョウ積」(オケツチョウセキ=血液の流れが悪くなり、腫瘍や塊ができること)としてとらえるためです。
さらに、優れた止血作用と癒着やしこりをとるという、相反する作用を併せ持つ「田七人参」は異常内膜からの出血や癒着を抑え内膜症による痛みを緩和します。
また、「活血薬」には次回に妊娠しやすくさせるために、子宮内膜をきれいに剥離させる働きも有ります。
また筋腫はホルモンのアンバランスが直接の原因なので、自然にホルモンバランスを調整する意味で、周期を整える周期療法はおすすめです。
不妊・子宮内膜症について問診票はこちら。
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こんな症状にご注意下さい!!
●月経痛がひどい
●月経期以外の下腹部痛・腰痛(骨盤痛)
●月経の量が多い、レバー状の塊が出る
●月経中の頭痛・下痢・吐き気・嘔吐・発熱
●性交痛
● 排便痛・肛門の奥が痛い
● 引きつるような痛み
●不妊
●不正出血
● 普段より頭痛・肩こりしやすい
特に「毎回ひどくなる」「性交痛」「排便痛」「肛門痛」がある場合は
要注意です。
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